刈りの後

森へ行った帰り道。
「43本もとれたよ」と右肩に担いで持って帰ります。

ロペアをとるためには、草木の生い茂った道なき道を鉈で刈りながら進んでいく。一本見つけては、トゲがたくさんついた皮を器用に素早く剥いでゆく。そして剥いだ中から、この白い綺麗な芯が姿を表します。

「刈り」を終えたその背中は、何とも言えないたくましさ。この後、おばちゃんたちは日陰に座って体を休めながら、「編む」という繊細な作業に入ります。

このロペアが、彼女たちの手によって美しいかごへと変身していくのです。
さかなのプレート

さかなのプレート

ロペアで作られた作品の一つ。底にさかなの模様のついた可愛いプレートです。おばちゃんたちがひと編みひと編み丁寧に仕上げています。サンボーを訪れたらぜひ触ってみてください。

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