2004年に初めて訪れて以来、こころをぐっと掴まれ、以来12年に渡り足繁く通いました。
12年前から、いずれは……と言われていた世界遺産への登録が、2015年頃からさらに現実味を帯びて、目の前に迫ってきました。
世界遺産になっても、ならなくても、サンボー・プレイ・クックで出会った遺跡の魅力、出会ったたくさんの素敵な人たちをしっかり紹介したい。
“たくさんの遺跡の一つ”“観光の一つのオプション”としてではなく、外からこの場所を訪れる人とこの場所にある素敵なものや人を、きちんと繋ぎたい。
そうしてできた繋がりを通じて、サンボーを取り巻く新しい未来を創っていきたい。
そのための小さな一歩が、Sambor Timeです。
遺跡の紹介だけでもない、旅行の提案でもない、この場所で起こること、日々生まれるもの、取り組んでいることをひとつひとつ丁寧に紹介していきます。
「ああ、それは素敵だね」と言ってくれる方がひとりでも増えたなら、それがいつか、遺跡とそのまわりの地域の力になることを信じています。
吉川 舞（Napura-works Co., Ltd 代表）
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