編む編む

編むという仕事があります。

ロペアという、藤を編む。大きなナタとキリとビールの王冠(キャップのところ)を駆使して、藤の皮をむき、乾かし、割いて、皮だけを残すように細く削り取っていくとロペアのヒゴができる。
最小限の道具で、全部の加工の工程をカバーする。

森へ行き、材料を確保して、天気を見ながら作業をする。農閑期の手仕事。昔のおばあちゃんたちはロペアのハンドバッグを持ってお寺に集まった。

このロペアがよく採れる場所、それがサンボー・プレイ・クック遺跡群の森なのです。
ロペア

ロペア

ロペア(藤)と呼ばれるトゲトゲの植物を編んでカゴを作る。サンボーの森から生まれる手仕事です。

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