通うひとたち

夕暮れギリギリの時間、古代の都市があったあたりを走ってくる2台の自転車。

声をかけると、答えてくれたのは地元の高校生たち。
「こんな時間にどこに行くの?」と聞くと、「学校」と。
「もう日が暮れるのに?」と聞き返すと、「週末だったから、実家に帰っていたんだ。これから学校の寮に戻るところ」と教えてくれた。

自転車の荷台には、1週間分のお米。学校が少し遠いから平日は学校の寮に、週末は村に戻るそう。

「もうすぐ日が暮れるから急がなきゃ」
「暗いから気をつけてね」
1300年前の都の上には、今の当たり前の暮らしがあります。
若者たち

若者たち

サンボー・プレイ・クックの周りには、未来を担う若者たちがたくさん。受け継がれていくもの、新しくつくられるものの可能性を秘めて。

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