Sambor Timeは「遺跡はいまも、自然と人とともに生態系のなかで生きている」と考えて、サンボー・プレイ・クック遺跡群とそのまわりで起こる日々の出来事を発信していきます。遺跡がつくられてから今日に至るまで連綿と続いてきた時間の流れと、遺跡とそのそばで、その生態系の中でいま生きる人たちが織りなす、美しく、あたたかな時間をお届けします。
サンボー・プレイ・クックはカンボジア国内にある6世紀末から9世紀頃までに建立された寺院群と同じ時代に利用されていた王の都の遺跡です。
著名なアンコールワットよりもさらに500年以上前の時代に建立されたレンガ造の寺院が木立の中に点々と並んでいます。カンボジア国内では、遺跡を取り巻く森と共に避暑地として人気を集めています。
サンボー・プレイ・クック遺跡群では八角形の祠堂やフライングパレスと呼ばれる壁面の浮き彫りなど、ここにしかないユニークな特徴が多く見られ、現在、アンコールワットをはじめとするアンコール遺跡群、プレアヴィヘア寺院と並んで、カンボジア第三の世界遺産候補としてUNESCOに申請されています。
サンボー・プレイ・クックの今